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春のイベントや整備など

機械設計用語で「フールプルーフ」というのがあるんですが・・・

日本車って整備してても、乗ってて面倒な所が無い。なんか悪く出来ないような作りです。人が曲がっても曲がらないサイドスタンドとか。バイクの操作も間違えないように出来てるし、使ってても文句が出ないなって思います。外車整備の長い僕は、そう感じます。

外車はフループルーフを徹底的にはなってないように感じです。だから乗ってて良い所(必要限度な軽さ、ダイレクトなフィーリングだったり)もデザイン的にも良い所があります。そういった数字にならない所も色んな人が外車に惹かれる所なのかなと思います。

外車は整備マニュアルを読みながら整備していても注意点が記載されて無かったり、位置を間違えて組み立て出来る。どのメーカーってのは言いませんが間違えて組み立てすると案の定、調子悪かったり時間差で不具合が起こります。

外車なので整備マニュアルは、もちろん英語。パーツリストや整備マニュアルの説明が間違ってたり、マニュアル通りにいかないので、日本車で慣れているメカニックには難しいです。なので外車の整備は難しいからメカニックのなりてが少ない。規模が広がらないってのはあると思います。

二輪のメカニック業が「プロ」としての作業は難しいし、命に係わる仕事の割には給料も少ない。

その点、ホンダはよく出来てました。整備マニュアルには必要な工具から、細かな注意点や作業にかかる時間まで書いていました。整備士の初心者に向けに作っている感じも受けます。

海外のメーカーは書いていないのが普通です。海外メーカーもプロ向けなんだから、そんな所まで書かないでしょ。みたいなものかなと思います。

ここが悪い、ここが不便って言っても変わりません。世界基準で見ても日本車は特別出来が良い。ある程度の不便な所も、その車両の個性と受け取って楽しんで欲しいです。

そんなに不便で耐えられないような物なら製品として世界で販売されていません。

実際に僕も就職してからイタリアバイク専門店で働いてからも、この店舖で購入して遠方に行っている方も多数です。

細かい事が起きても、こんなもんか。くらいに今の店舗でも輸入車、ヨーロッパ車を楽しんでもらってます。それに僕自身もヨーロッパ産のバイクが好きで趣味としても楽しんでいます。

ヨーロッパ車、良いです。誰彼にもあうって訳でも無いけどカッコイイし面白いよ。


ノースアイランドラリー。コマ図練習会から初めてSSERにも参加してラリーに出ている人と、ずっと出たい出たいと言っていた人が参加されます。

KTM富士さん(ガンバイクさん)も、社長さんと奥さんとメンバーさんでノースアイランドラリーに行かれてます。

https://gunbike.i-ra.jp/e1282796.html

ノースアイランドラリーはラリーの中でも毎回宿泊先があるのって、だいぶ敷居が低いと思います。安心感がありますよね。それに本州に住んでいる僕らからするとバカンス的な意味合いもあります。

最初の挑戦って意味合いでは良いハードルだと思います。

用意する物。必要な物なども少ないです。一番必要な物は折れない心、挑戦する気持ちです。でもこれは重要です。

前まではSSER主催の北海道4DAYSがありましたが今は無くなり、変わって北海道3DAYS、またはノースアイランドラリーが北海道のラリーの代名詞になってきています。

ノースライランドラリーは、古参のラリーしていた人からすると物足りない所もあるけど初心者には良いと思います。

最初の一歩を踏み出す勇気を持ってください。

学生時代と違い社会人も何年かすると、何かに挑戦するって機会は自分で作らないといけないように思います。

バイクの免許をとるのも「挑戦」だったし、バイクに乗りたての頃はオンロードで遠い所にツーリングするのが「挑戦」であり「冒険」だった気がします。

いつの間にかバイクに数年乗っているとオンロードツーリングしているのが「挑戦」だったか「冒険」だっものが僕には「日常」に変わります。

もちろん僕はオンロードで知らない所、キレイな景色を見ると今でも良いなって思います。

オートバイを磨くのも、愛でるのも、カスタムするのも良いと思います。

でも、やってみたい気持ちがあるなら体を使う運動で「挑戦」は一日でも若い方が成功率が上がります。

家族が、仕事が、予算が。色々と出来ない理由はいっぱい聞きます。やりたいの?やりたくないの?本当にやりたいって気持ちの人は各方面説得されてます。

一年に一度、この為ならって思い挑戦される方は多いです。

挑戦しましょ。冒険しましょ。


690SMCR 車検整備。3万Km越え。

前に乗ってみて、びみょーなステム周りの動きでした。

案の定、グリスが劣化からの枯渇。3万Kmなのでダメですね。

グリスを間にタップリ入れて交換。

今回、下はこういった外し方。

ダストシールも割れてるし、いつ漏れるかわからないのでシールとオイルの交換です。オイルもどろどろ。交換して良かったです。やっぱ2万Kmくらいが良いかな。

いつも点検、車検とありがとうございます。


V7Specialの納車整備。

まずは電装から取付から。

ここフレームに塗装されてないので錆びます。

なので化粧ボルトでグリス塗って、ふさぎます。

ホイールはキャストに交換です。

キャリパースライドピンのグリス入替とピストンも錆びるので防錆。

色々、長持ちするように対策して取付です。見た目一緒なんが仕事してない感じですが、仕事してます。

Fホイールもキャスト化。

左右ステップの分解グリスアップ。

チェンジ側がリンク多いので手間がかかります。ここまでやって、長く乗ってもガタの少ない操作しやすいチェンジ周りになると思います。Goodじゃなくて、Bestね。

チェンジやったらブレーキも。こっちは軸受け真鍮ですが、グリス切れでガタ発生を起こす前にグリスアップ。

フトントフォークのダストシールの給油。動きも良いし、防錆防水で長持ちです。

クラッチレバーの清掃給油。

新車からちゃんとグレードの良い潤滑材で給油してたら引きも軽くフィーリングも良く長持ちです。

アクセルワイヤーの給油と調整とブレーキレバーの給油と調整。

気持ち良いフィーリングで、軽い操作感で乗れるように安心出来ように仕上げています。

サイドカバーのボルトがいってたので交換。こんなのって店負担です。部品代、手間代、僕の損です。

実際問題、人が組み立てた全てのボルトを全部外して確認なんていられない。なので自分で触らないでもらえると助かります。そもそも「自分」で「決められた事業所外」で整備すると、2重にメーカー保証が出来ません。

ボルトを緩めるのもコツがあります。ここ緩める前に○○しておくとか。僕も場合によってはオーナーさん側でされた?発見された?どっちかわからない整合性のとりようの無い状態をメーカーさんに保証請求が出来ないので、よろしくお願いします。


1年点検のV7Special。

一年で3000Km。多くも無く少なくも無く。

フロントフォークのダストシールにゴミ多めでした。保管状況か乗っていった場所かな。

今年は暑そうなので乗れるかな?また楽しんでください。


中古車 690SMCR まだまだ1万キロ。

簡素なメーターですが、トラコンとABSの記載あり。クイックシフターも上下ついています。

競技車両のようなメーターとなっています。もりもり付けずに割り切りが良いのも、690って感じですね。

エルゴシート 乗り心地改善

チタンのブレーキチップ。 カッコいいので。

グリップは、この際に新品に。

タイヤは前後S22。まだまだ使えます。

ETCついています。トップブリッジは削り出し、ハンドルはラバーマウント。最初からです。

ブレーキディスクはサンスターのプレミアムレーシング5.5mm。

エンジンはこんな感じです。

詳しくはグーバイクで!

https://goobike.com/cgi-bin/search/spread.cgi?8700074B30240319001+


390DUKE 車検整備。定期点検A。

もうチェーン交換時期だったのでスプロケとチェーン交換です。

なかなか汚れが酷いです。。。取返しの付くところでメンテナンスしましょ。

キャリパーピストンとボディーが当たっている所があるので

除去してから給油で何度か動かして取付。アルマイト剥がれると終わりです。その前に定期メンテナンスしましょ。

前回りの整備。

おー。汚れ凄いたまってました。

定期的清掃せんとね。

フロントキャリパーの汚れ、まあまあ凄いです。

磨いてメンテナンス。

エアフィルターも汚れ大。

サイドスタンド清掃給油。

タペット調整も。

2か所、範囲外だったので調整しました。調子悪くなくても2万Km。そりゃズレます。

レバー清掃給油。ワイヤーの給油。

ブレーキフルード交換。

いつもありがとうございました。


1290SUPERDUKER 車検です。

マフラーの取付、まちがってますよ。なんとなくで誤組してませんか?

ダストフォークシールの清掃給油。

ブレーキフルード交換。

白い結晶状の物が沢山ありました。

前もあかんでしょうね。

おはやめに交換しましょ。

クラッチも、もちろんアウト。

もっと乗って、定期的に点検すると安心して乗れますよ。


250EXC-Fの中古車が販売できたので、納車整備です。

先ずは後回りから。

Rキャリパー清掃給油。

サスペンションは標準のセッティングにします。

バッテリーはリチウムが初めてと聞いたので、新品にしました。まだまだ使えるんですけどね。

クーラントもキレイでしたが、交換です。

エアフィルターは清掃給油。

ブレーキフルード全数交換です。

後は可動部の給油。

それとソフトスプリングからスタンダードに変更します。

フロントキャリパー清掃給油。

これでパリッと走れます。ありがとうございました。


Rサスからオイル漏れしてたのでマトリスに交換です。

その前に、なかなか難題な修理。色々試してピックアップの不良でした。診断機あててもわからないんですよねー。

修理してエンジン安定してかけれるようになってRサス交換。

かっこよし。

サグ出しして、試乗して終了。

3じゃないですよ(笑)

また、よろしくお願いします。


スクランブラーのカスタム。

パワコマ付けました。

走ってる途端に漏れるレリーズは変えます(笑)

エキパイはチタンに変更。

リアのリザーバータンクが足に当たるので位置変更。

それとオススメしない内圧バルブ。どうしても付けたいらしく不本意ながら取付。

エンジン壊れたら、壊れた時か。またサーキット行きましょう!


NTNさん。

ステムベアリング注文したら、よくわからない無名のベアリングになって・・・どうせなら自分用にNTNが欲しいと思ってさがしました。

NTNの本社サイトで問い合わせて、近くの店にも問い合わせても購入出来ず・・・

購入は出来ましたが、海外から日本メーカーの日本製のベアリングを購入しました。

ステムベアリングは、ややこしい。

うまくいかないけど、長く使う部品は良い物使いたいです。


ちょっと拝見した 690ENDURO R プロトタイプ 個人的に懐かしい。

BAJAでホンダXR650Rがシェアをしめていた時にKTMが出した車両です。

今更ながら、こういったカスタムして乗りたいなって思いました。単気筒好きなら良いバイクです。

あくまでも合法な範囲で。 これでカムシャフト変えて、パワコマ付けて。。。色々妄想が膨らみます。


一人で作業・部品発注・イベントの段取りなどの店舗業務をしているので技術的な事、営業的な対応が必要な場合の来店時に予約をお願いしています。なぜかよく重なるので予約がベターです。

要件の無い来店は問題ありません。ただバイク見てる。購入された方が今なんのバイクや部品があるかなーなど。あまり置いている事がない車両の方が多いので見て下さい。

当店は直接買って頂いた方を会員として、その方の車両整備をメインで生業としています。売っているのはバイクですが、バイクを買った後に乗り続けた時のパフォーマンス力、真っすぐ走る事やブレーキのチューニング、全体の継続管理そして延命を得意としています。

ある程度は店舗に車両を置いていますが取扱車種全部全色は物理的にも難しく全車両展示はしていません。中古車は展示していません。見たい車両、目的の車両があれば事前に連絡をお願いします。連絡が無いと展示車として無い車両は、店舗以外にあり来て頂いても用意が出来ません。

当店に関わっているライダーの方に良い車両を乗ってもらう為、ご協力をお願いします。

神崎

鉄馬日記 V7Stone 参戦記

ロッキーさんが鉄馬の動画を作ってくれました。

ぜひ見てってください。

こっから参戦記。写真撮ってる間が無かったです。なので紹介ざっくりです。

木曜は車両の積み込み。

そうそう戻れないので、こけた時用の部品も多めに積み込みました。

雨用のタイヤも積込。多い荷物となりました。積込2時間。

お守りの(笑)なっちゃんステッカー。

4時半起きで岡山で専門学校時代の友人を拾って西に。

昼飯。

福山市の、お好み焼き屋さんだったので注文するとまさかの小麦粉たっぷりの、いつものお好み焼き。

これはこれで美味しかったのですが、広島感のあるお好み焼きが食べたかったです(笑)

宮島サービスエリアで休憩。

九州ついて景色に感動。阿蘇山ですかねー。

ロッキーさんの画像↓

宿泊先は阿蘇山のふもとのペンション。

朝は5時起きで移動。

車検を終えてセットアップ。

鉄馬ステッカー良いですね。あがるー。

来年はメーターとGOPROの位置を変更したいです。

ここまでやってもスタンドの付け根が擦ります。サーキットで、ある程度乗れて来ると削れるかも。

Rサスのバネも変えたいです。

スポンサーさんがベータチタニウムさんだったので、僕もさりげなく。

いつもお世話になってるメーカーさん達。ロッキーさんのデザインは良いです。

一日目の昼ご飯。

熊本ラーメンと高菜おにぎり。 熊本ラーメンって獣臭が強めで僕は苦手かも・・・

予選終えてリラックス。

九州といえばブラックモンブラン。毎日食べました。

適当にぐぐって入った露天風呂。良かったです。

どんどこで露天風呂入ってから阿蘇観光。

今回、同級生が手伝ってくれたんですが草千里行った事ないって事で行きました。

熊本の景色最高。

2日目。

タペットとったり、エラー見たり色々調べましたが、若干燃調があってないので現場では対応が難しく走り切ります。

スタート前のブリーフィング。

イベントで来られていたスピードモーターガレージの原田さん。

僕がKTMしていた時によくZOOM会議で話をしました。

北九州でマニアックな外車販売店だと原田さんの所ですね。本当、凄い人です。

前までハスクバーナをよく販売してましたが、今回はロイヤルエンフィールドのイベントで休みの日に来られていました。

サーキットやイベントで緑のトラックがあれば、この人です(笑)

今回、ご挨拶させて頂いたMOTOGOODさん。ちょっと動画でも僕が出てます。

周回遅れ、やだー。恥ずかし。努力します。

次回参戦時に目標にさせて頂きますね(*^^)v

休憩中の一コマ。

決勝終えてすぐ。

すぐに積込して帰りました。

挨拶したかった人もいたんですが、また会いましょう。

鉄馬出るって決めてから車両作りから初めて、とにかく時間が無かったです。

走りの性能を上げる部品って極端に少ないです。年明けマフラー作って、色々な手を尽くしました。

昔はDUCATIやアプリリアでサンデーレースでてましたが、違った苦労がありました。

サンデーレースですから、自分の好きなバイクで走りたいです。

他に早いバイクなんて沢山あります。

でも、空冷・V2・シャフトドライブのV7で走るのに意味があると僕は思います。

楽しみましょう。挑戦しましょう。

まだまだ熟成させる所があるので次回、頑張ります。

神崎

2月の作業など

ベスパが増えたので並べて見ました。

やっぱり可愛いですねー。ベスパ特有の雰囲気があります。

定番カラーのホワイトの入荷です。

オレンジは置きませんよ(笑) また違う良い色が出た時に置くかもですが、そこまで店も大きくないので、このくらいの量で限界です。


V9BOBBER SPECIALEDITIONの販売です。

納車整備で電装系の取付。

電装系取付でアクセサリーも多く付けるので分岐ユニット取付。一回全部切って。

大きさを合わせて被服も付けて、使いやすいようにします。

次は後回りの整備。

錆防止しておきます。

ベアリングのプリロード調整と防錆やグリスアップ。

前回りの点検、調整、グリスアップ。

ホイールのディスク取付面見ても、ちゃんと切削キレイにしてますね。MOTOGUZZIって見えない所もちゃんとしたモノづくりしています。

サンスターのカスタムディスクの取付。インナー、ピンもアルミになってブレーキパッドの接触面のグレード上がります。ブレーキ握るのが楽しくなるブレーキディスクです。

新車時に交換しておくとブレーキパッドの交換も必要無いし、どうせ足回り分解するし工賃も少なくなるので最初の方がお得です。

差し色も増えて良いアクセントです。

ダストシールの清掃給油。サスペンションの可動部専用のグリスを塗って細かな動きにも追従してくれます。

後はステップ回りのグリスアップと調整。

レバー、ワイヤーの給油。

アクセルカラーの潤滑はフッ素です。

レバー、ワイヤーの清掃給油調整。

ブレーキフルードは前後交換です。

V7で前回からカメラ用のステーを作りましたが、V9はステムが違うので作り直しました。

最後に。

問題ないっちゃ無いけど、ステムとハンドルが平行じゃない気がする。ゴムマウントなんでハンドルってずれます。

ハンドルを良い具合に調整しておきました。乗っててハンドルが違う方を向いてると個人的に気になります。

790DUKEからの乗り換えです。

前車より少し重くなりますが200Kgを切る車両なので、まだまだ軽く気軽にマイペースに乗るには良い車両だと思います。ありがとうございました。


鉄馬参戦用にヤマモトレーシングさんに何度も通っています。

過去の経験からの最適な取り回しの説明を受けます。

ブランド名の確認。

ノーマルに戻して馬力の測定。

5回測定して平均値をとってもらいます。

次はフルエキに交換して測定。

鉄馬のレギュレーションに合わせて作ってもらいましたが、なかなか大きい音です。

キレイな溶接です。ほんと細かい所、見えない所まで良い仕事してます。

商品化の際は自身で好きな耐熱ステッカーを貼ってもらえるようにします。

店舗に戻って動画の準備。その前に単品での撮影。

フルエキ単体は3.6Kg。

ノーマルは16.3Kg。

バンク角不足も改善。パワートルクと全域で一割増。排気系だけで12.7Kgの軽量化。まだまだ他の事で軽くできます。

もうちょっと車両作りを詰めます。

サスペンションはサーキット走るし、ちょっと高性能の物に交換。

ノーマルは片側3Kg

オーリンズは片側1.9Kg。両方で2Kgの軽量化。

オーリンズの中でも旧型のレジェンドツインでは無く、新型アルミボディのグランドツインを使います。

動画撮影は、もちろんロッキーさん。

https://rocksdesignoffice.tumblr.com/

また動画を作成してもらいますので見て下さい。


V7Stoneの定期点検A。20000Km走行したので10000Km点検です。

足回りからです。

パッドが2割くらいしか無いので交換です。

ピストン出して中性洗剤で清掃。

キレイにしたのでピストン・スライドピンをグリスアップして組み立てます。

タイヤも前後一緒に交換です。

前のキャリパーも10000Km走ると汚れます。

清掃してピストン動かして専用グリス塗って組み立てます。こうやってないとバイクってピストンがスムーズに動かなくなって咄嗟のブレーキ時に困るし、気持ちよくブレーキが握れません。

フロントフォークのダストシールの清掃給油。

ブレーキフルードは後ろが汚れてても水分量OK。前は微妙な所まで来てたので交換しました。

タペット調整。

結構広めでした。

V7StoneはVツインでクランクケースの内圧変化が多いのでエアクリーナーボックスはオイルが吹き返し気味です。個人的に思います。なのでタペット調整時の清掃はしておきましょ。

エアフィルターは小さいので10000Km毎に交換です。

色んな物がありますが、同じメーカーの物でも車両メーカーの物はグレード高い物が多いです。半面、自社メーカーで出している物はコストを抑えて車両メーカーには納入出来なかったB級品っていうか、そういったグレードの低い物が多かったり使ってたり材質が違ったり。

某、ヨーロッパメーカーで勤めていた人に直接聞いたので間違いは無いと思ってます。

純正が極端に高くないなら純正経由の商品が高性能で安心です。オイルフィルターもそうです。

タペット調整・スパークプラグ交換・エアクリーナー交換した後は適応値のリセットをします。

徐々に色んな所が経年劣化した事によって、ECU内部で調整されてガソリンの噴射が変わってきます。

だいたいの車両メーカーは上記の物に対しての補正です。

「補正は、冷機時および暖気時の各シリンダ事の2つの表に基づき実行されます。」 

とも記載されています。

なので、

サイレンサーの改造またはバッフルを抜く。サイレンサーを違う物に交換する。エアクリーナーを違う物に交換する。カムシャフトを違う物に交換する。

※上記の行為による補正まではしきれません。

上記の行為によるパワーアップしても、ガソリンの量は変わりません。

ノーマルのサイレンサーとアクセサリーのアロー製サイレンサーは、この作業が出来るので良い状態で乗る事が出来ます。極端にガスが薄くてエンジンに負荷がかかる

左右ペダルの分解。清掃給油。

チェンジペダルの軸受け部。ブレーキと違って動く量も多いし、回数も多いのでグリスも劣化しやすいです。(グリス気が無かった。)相手側が真鍮なので潤滑性はありますが、定期的にグリスアップは必要です。

ロッド部分の清掃グリスアップも行ってます。

レバーの清掃給油。ワイヤーの給油。

可動部分、しっかりと潤滑させていきます。

ここまですると1日では終わらないです。

また次の10000Kmまでスムーズに操作して、気持ち良く乗れるようにメンテナンスさせてもらってます。いつもありがとうございました。


V7Stoneの「Stone」。

僕は「原石」と思ってます。

このオーナーみたいに毎日楽しく通勤する為の通勤ツーリング仕様もあり。通勤だけだったらコスパの良い125のスクーターが一番コスパ良いです。けど好きなバイクで通勤出来たら頑張れます。

そして僕みたいにスポーツ走行を楽しむのもあり。

法律の中で長い時間も短い時間でも。自分だけの原石をどう磨くか楽しむのも良いと思います。

スタンダードのV7Stone

カウル付きで、昔からのこのスタイルが好きな人には。

最初からアローが付いてたり、スポーツな装備が付いた人には

よりクラシックなV7が気になる方には

ボバースタイルの好きな方に

クラシックなアドベンチャーが好きな方に

新しく設計された水冷のMOTOGUZZIを体感したい人に

色んなタイプのMOTOGUZZIがあるので、良ければ好きなMOTOGUZZIを選んでください。


偶然動画見てたら興津螺旋さんが出てきたので載せてみました。

使っているボルトを興津螺旋さんの生産しているボルトに徐々に交換しています。

ナンバーボルトなんかに「OKT」と記載されていると興津螺旋さんの生産です。

ちなみにサンコーインダストリーさんのボルト表。

当店が使っていたのは日本鋲螺。極東製作所。

在庫が無くなり次第、興津螺旋さんのに変えていってます。

ブレーキのボルトはでステンレスにする場合はBUMAX。ステンレスでも8.8の強度があります。上記のボルトより


一人で作業・部品発注・イベントの段取りなどの店舗業務をしているので技術的な事、営業的な対応が必要な場合の来店時に予約をお願いしています。なぜかよく重なるので予約がベターです。

要件の無い来店は問題ありません。ただバイク見てる。購入された方が今なんのバイクや部品があるかなーなど。あまり置いている事がない車両の方が多いので見て下さい。

当店は直接買って頂いた方を会員として、その方の車両整備をメインで生業としています。売っているのはバイクですが、バイクを買った後に乗り続けた時のパフォーマンス力、真っすぐ走る事やブレーキのチューニング、全体の継続管理そして延命を得意としています。

ある程度は店舗に車両を置いていますが取扱車種全部全色は物理的にも難しく全車両展示はしていません。中古車は展示していません。見たい車両、目的の車両があれば事前に連絡をお願いします。連絡が無いと展示車として無い車両は、店舗以外にあり来て頂いても用意が出来ません。

当店に関わっているライダーの方に良い車両を乗ってもらう為、ご協力をお願いします。

神崎